ER7206 IPoE対応ファームウェア適用方法

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Configuration Guide
03-26-2025

注:このFAQはER7206 ハードウェアV2以降に適用しております、それ以前のバージョンは適用しておりません。

始める前に、次に記載の内容をご確認ください。

・本ファームウェアはスタンドアロン型でのみIPoE(固定IPは不可)の設定が可能となります。

・Omada Controllerで管理されたER7206ではIPoEの設定ができません。

・MAP-E/Ds-Liteの設定をすることで次の機能がご利用できなくなります(/NAT/VPN/DDNS/IGMPプロキシ/UPnP/OSPF)。
・本アップグレードは2段階でのアップグレードとなります、この為、機器は2回の再起動が必要となります。

・本作業中はER7206を利用したインターネット接続はできません。

・本作業はER7206をスタンドアロンとしてローカル環境で実施することを推奨としております。

アップグレード手順:

1.以下のサイトからIPoEに対応したファームウェアをダウングレードしてください。

https://static.tp-link.com/upload/firmware/2025/202503/20250325/ER7206v2_ER7206v2_2_2.1.5_20241216-rel65023_common_v2_up_2024-12-16_18.04.04.zip

2.上記をダウンロード後、ファイルを解凍します、以下2つのファイルが存在することをご確認ください。

中間ファイル(1回目のアップグレードで利用するファームウェア)

ER7206v2_ER7206v2_2_2.1.5_20241216-rel65023_common_v2_up_2024-12-16_18.04.04.bin

最終ファイル(2回目のアップグレードで利用するファームウェア)

ER7206v2_ER7206v2_2_2.1.5_20241223-rel58642_common_v2_up_2024-12-23_16.17.44.bin

3.ER7206の管理画面に入り、現在のファームウェアバージョンを確認します。

4.作業前にバックアップを取得します。

5.1回目のアップグレードを実施します、ファイルはER7206v2_ER7206v2_2_2.1.5_20241216-rel65023_common_v2_up_2024-12-16_18.04.04.bin

再起動が発生しますので、管理画面が戻るまでお待ちください。

6.再起動完了後、再度管理画面にログインします、以下の通り指定バージョンに変更されていることをご確認ください。

7.2回目のアップグレードを実施します、ファイルはER7206v2_ER7206v2_2_2.1.5_20241223-rel58642_common_v2_up_2024-12-23_16.17.44.bin

再起動が発生しますので、管理画面が戻るまでお待ちください。

8.再度管理画面にはいり、指定のバージョンになっていることをご確認ください。

9.該当バージョンになったことで、以下の通り、MAP-E/DS-Liteの設定項目が追加されます。

関連するよくあるご質問

IPoE設定ガイド

https://support.omadanetworks.com/jp/document/22868/

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