注:このFAQはER605 ハードウェアV2以降に適用しております、それ以前のバージョンは適用しておりません。
始める前に、次に記載の内容をご確認ください。
・本ファームウェアはスタンドアロン型でのみIPoE(固定IPは不可)の設定が可能となります。
・Omada Controllerで管理されたER605ではIPoEの設定は以下のFAQの通り、Omada Controllerのファームウェア
変更が必要となります、尚、Omada Cloud Essentials及びOmada Cloud Standardは非対応です。
https://www.tp-link.com/jp/support/faq/4405/
・MAP-E/Ds-Liteの設定をすることで次の機能がご利用できなくなります(/NAT/VPN/DDNS/IGMPプロキシ/UPnP/OSPF)。
・本アップグレードは2段階でのアップグレードとなります、この為、機器は2回の再起動が必要となります。
・本作業中はER605を利用したインターネット接続はできません。
・本作業はER605をスタンドアロンとしてローカル環境で実施することを推奨としております。
・本作業はER605を設定が初期化されますので、ご注意ください。
アップグレード手順:
1.以下のサイトからIPoEに対応したファームウェアをダウングレードしてください。
ER605 V2.0(中間ファイル)
https://static.tp-link.com/upload/firmware/2025/202507/20250715/ER605v2_jp_2.3.1_20250409-rel45017_er605_jp_v2_up_2025-04-11_10.50.56.zip
ER605 V2.20(中間ファイル)
https://static.tp-link.com/upload/firmware/2025/202507/20250715/ER605v2_2_jp_2.3.1_20250409-rel39172_er605_jp_v2_2_up_2025-04-11_11.08.54.zip
ER605 V2 V2.20共用(最終ファイル)
https://static.tp-link.com/upload/firmware/2025/202507/20250715/ER605(JP)_V2.20_2.2.7 Build 20250523.zip
2.上記をダウンロード後、ファイルを解凍します、以下2つのファイルが存在することをご確認ください。
中間ファイル(1回目のアップグレードで利用するファームウェア)
ER605 V2.0(中間ファイル)
ER605v2_jp_2.3.1_20250409-rel45017_er605_jp_v2_up_2025-04-11_10.50.56.bin
ER605 V2.20(中間ファイル)
ER605v2_2_jp_2.3.1_20250409-rel39172_er605_jp_v2_2_up_2025-04-11_11.08.54.bin
ER605 V2/V2.20 共有(最終ファイル)
ER605_un_2.2.7_20250523-rel42917_common_v2_up_2025-05-23_11.58.15.bin
3.ER605の管理画面に入り、現在のファームウェアバージョンを確認します。
4.作業前にバックアップを取得します。
5.1回目のアップグレード(中間ファイル)を実施します、ファイルはER605v2_2_jp_2.3.1_20250409-rel39172_er605_jp_v2_2_up_2025-04-11_11.08.54.bin
※例はER605 V2.20となります。
再起動が発生しますので、管理画面が戻るまでお待ちください。
6.以下の通り、ER605が初期化されますので、設定を入れていきます。
7.初期設定が完了後、管理画面にログインすると以下の画面が表示されますので、「離れる」をクリックします。
8.以下の通り、中間ファイルが適用されファームウェアバージョンが変更されていることを確認します。
9.2回目のファームウェアアップデート(最終ファイル)を実施します。
ファイル名はER605_un_2.2.7_20250523-rel42917_common_v2_up_2025-05-23_11.58.15.binです。
10.アップグレード後、再起動が完了しましたら、再度ログインの上、ファームウェアバージョンが変更されていることを
ご確認ください。
関連するよくあるご質問
IPoE設定設定ガイド
https://support.omadanetworks.com/jp/document/22868/